2015年残す所3ヶ月、フォーゼとウィザードを公開させます。
今年も終わりが数えられる時期に来ましたね。
毎年この時期にふと、思うことは「今年は一体何が出来たといえるだろう」ということ。
ここ数年は「このライダーを造った」ということが続いていますが、それも、通常化しすぎて、特別なことといえるものではなくなってきたように思います。
だから今年はもう少し大きなことを残したい。
「2015年は、平成ライダー主人公16人がMUGENに揃った年だ」
と言いたい。
これまでライダーの制作はだいたい作業の負債を抱えている状態が続いています。
現行のライダーの制作を続けている途中で新しいライダーが始まり、そちらの制作を始めることで、前年のライダーの出来を半端なまま放置し続けるという悪循環。
共同制作の前提で作り始めた鎧武で初めて、その負債のない状態のライダーが出来たといえます。
ドライブも例年よりは完成している方ですが、それでも造るべき作業の負債は残っている。
これらの悪循環を断ち切るには、
番組放送期間中に格ゲーキャラとして十分な完成度に仕上げる事。
少しづつでも過去作のライダー達の完成していない素材を造っていく事。
これらを計画的に行う体制を造らなければならないと思っています。
今回始まる仮面ライダーゴーストの制作で、そのモデルケースを造ってみようと思うのですが、その為には、完成の度合いはともかく、前年までのライダー全てが揃っているという状況にしておきたいのです。
仮面ライダー制作は基本TV放送の原作から逸脱しないアクションを見極める時間が必要です。
今回それを1クール分3ヶ月、すなわち今年いっぱいと規定し、その間はキャラ性の考察のみに留めて素材制作はしないでおこうと思います。
そしてその3ヶ月の間で、とにかくフォーゼとウィザードの単体化を成し遂げ、来年から現行のライダーと過去作のライダーの並行制作を両立させられる配分を探っていきたいと思っています。
計画的で、完成度の高いキャラ制作を行っていくためのフォーマットを創りあげるためにも、2015年内で全てのライダーを単体化させることを実現したいと思います。
とはいえ、3ヶ月で2キャラ制作など普通に考えて無理もいい所。
制作において目指すクオリティは、ベータ版と呼ばれるレベルになるとは思います。
少し長くなったので、それらについてはまた後日。