MUGEN的に見てみた仮面ライダーフォーゼ第42話射・手・君・臨

2012年7月12日

　ヴァルゴ退場回。
　明確な死亡退場は、フォーゼでは初でしたかね

　流星をメテオにした理由や、ホロスコープスを裏切った理由なんかはもう少し詳しく語って欲しかったです。
　弦太朗が、「一緒に闘う仲間が欲しかったからだろ」とバッサリと切ってしまったせいでそこで終わってしまいましたが、友人を救うことに異常なこだわりをもっていた流星をメテオにしたことには、何か特別思う所がありそうですし、賢吾父を死なせヴァルゴとなった後、今度は理事長を裏切る行動に出たのは、贖罪の意識か、それともなにか別の切っ掛けでもあったのか。
　複雑な心情解説の一人語りは長くなるし、無理だったのかなあ。

　最後は、レオとリブラによる処刑という形になりましたが、意地の悪い見方をすれば、テレポート使えるんなら逃げられないかと思ってしまいますよね。

　サジタリウスによる致命的なダメージと、テレポート能力の連続使用による長距離移動の限界が来ていたと解釈しておく所でしょうか。
　レオの高速移動を短距離のテレポートでかわすも、追い詰められていき、最後は爪にかかるという最後は物悲しい絵でしたね。

　一方でライダーが二人がかりでサジタリウスに返り討ちにされていることを考えると、ヴァルゴが戦力としてライダー陣営に加わっていれば、戦力差が無くなっていただろうにと思いますね。
　実力的にはレオと伯仲するものと思われますし、ライダー2名とヴァルゴの連携でようやくサジタリウスに並べるぐらいになっていただろうにと思います。

　現状戦力では、ライダー側が不利ですね。メテオのベイブレードの扱いとか特に酷い。もはや、効かないのが普通になった必殺技という感すらします。
　残るエピソードの中で挽回する機会は果たしてあるんでしょうか？

　教授の死後、理事長が江本、と呟くシーンは、深いですね。
　本当に江本教授を友人と思っていたことが伺えます。
　悪ではあるが、非人間的ではない。
　そんな所がドラマとしては面白いですし、ボスとしての格の高さを表していると思います。
　
　そして、次回はジェミニ回、スイッチャーはユウキ！？
　これもまた怒涛の展開という感じです。
　むしろ、初期にはライダー部の中から、ゾディアーツが出ることも想像してましたけど、友子が一度スイッチを手に入れて、結局捨ててしまったこととかもあって、そのパターンはないのかと思いこんで忘れてたところにねじこまれた感じがします。
　2面性を連想させる双子座というモチーフもここで使うのがバッチリという感じしますね。
　
　ユウキが幹部になるなら、当然理事長とも顔合わせするだろうし、このエピソードはボスの正体バレイベントにも絡んでいるようですね。
　面白い話になりそうで楽しみです。.