ネタバレなし 映画感想
仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム見てきました。
いい出来でしたね。面白かったです。
スーパーヒーロー大戦・フォーゼ映画と個人的には続いて、う~ん、という評価だったから尚更というのもあります。
ストーリーがきちんと作り込まれていて秀逸でした。
どういうふうにということに触れると身構えてしまうかもしれないので触れないでおきますが、実に練られた感があって感心しました。
アクションも素晴らしかったですね。
全般的に生身でのアクションにも力を入れてるのが分かりました。
まあ、良し悪しだなと思ったのは、弦太朗も晴人も、ものすごい身体能力の高いキャラとして描かれてましたね。
流星がそういうキャラであるのは問題ないんですが、個人的には弦太朗は喧嘩自慢の不良レベル、晴人に至ってはどちらかといえばひ弱なぐらいのイメージがあったんで、少し違和感ありました。
具体的に言うと、変身してなくてもライダー並みのアクションができるというレベルでしたね。
個人的には、一般的な身体能力の人間が、変身によって超人的な身体能力を得るという所も変身ヒーローものの魅力とみているので、中の人でそんなに戦えてしまうのもどうかなあと思ってしまった所でした。
アクションのクオリティに関する評価とはまた別のところですが。
敵役ザタンを演じるデーモン小暮閣下の演技は想像以上に素晴らしかったです。
あれほど演技力があると知りませんでしたし、声質がキャライメージとこれほどマッチしているとは思っても見ませんでした。
悪魔繋がりという洒落先行のキャスティングと聞いて、どうよと思っていたんですが、いい意味裏切られました。
昨今、プロメテウスやアベンジャーズの声優に、俳優を起用することの是非が話題になってましたが、閣下の例を見るに、実力さえあれば、俳優起用自体には問題なしというのが個人的な結論となりましたね。
フォーゼ、ウィザード両作のファンなら十分に劇場で見る価値のある映画と思いました。
正月映画としては、エヴァQの次点ぐらいに持ってくるべき作品だなと思います。
エイベックス・マーケティング (2012-12-12)
売り上げランキング: 1674