みゆき、お父さんだぞ~!

  みゆきパパに関俊彦配置とは、電ハピイントロ用の素材提供と受け取るぜ。
  ということは、電王は、「みゆき」「あかね」と呼びかけできるのか。いろいろできるなあ。

 捨て回に定評のある芸人回にしては面白かったですね。
 「原西くん、ギャグは何個あるの?」「4個か5個だね」はフツーに声出して笑いましたけど…

 あかねちんが今のFUJIWARAに憧れているなら、水を差すことになるけど、FUJIWARAの笑いの真骨頂は体当たりもののロケ企画にあると思うのです。
 それを実践していたのが、スマプリメンバーが生まれる前から関西ローカルの深夜でやっていた、吉本超合金ならびに超合金Fという番組。
 毎週様々な指令に従って、街中に出向いてロケ企画を行う番組で、ゲストには、ケンドーコバヤシや陣内智則、サバンナといった今ではメジャーになった芸人達も多く参加していました。
 FUJIWARAは彼らをうまく回しながら、自分も体を張って笑いをとっていく進行の立場で、深夜にも関わらず人気の長寿番組となり、MCのFUJIWARAは大阪の人気芸人の地位を確立していました。

 東京進出後、しばらくの低迷の後、ガヤ要員やギャグマシーンの立ち位置に落ちつき、今に至るというのが自分の知るFUJIWARAの変遷です。

 まわしの芸人が多い東京での需要にうまく適応した形ではあると思いますが、本領を発揮する形ではないのが、少し残念にも思えてしまいます。

 余談ですが、吉本超合金F終了後、同枠を引き継いだのはケンドーコバヤシだったのですが、その番組が、深夜のライトエロ中心の笑いの少ない内容。
 結果、視聴率は低迷し、番組終了と共に、長く続いた吉本芸人深夜お笑い枠そのものを潰すという形になったことを、長く許すことができませんでした。

 今にして思えば、ケンコバの芸風から外れたことをしていたわけではないので、自分の特色を出した番組をつくろうとした結果だったのかもしれませんが、吉本超合金に参加していた時は、ひときわセンスある笑いで実力を示していただけに、笑いを差し置いて自分のやりたい企画を通しているように見える姿勢が、裏切り、あるいは手を抜いているようにも思えて、反感を買ったのではないでしょうか。

 とりあえず10年前のケンコバには、「みんなの笑顔のためにやらんかい!」とサニキのに叱られていただきたい。